ACTH単独欠損症を含む下垂体機能低下症の方々のブログなどを拝読すると、
確定診断されるまで時間がかかって、その間に体調が悪化したり、
色々とご苦労されている方々が多い印象を受けます。

 ・・・私もそうでした💧

もともと胃腸が弱くて、10年以上体調不良が続き、
ガリガリだったこともあり、
疲れやすいのは、痩せて体力が落ちたせいだと思っていたのですが…

 段々と形容しがたい異常な倦怠感に襲われるようになり、
さすがに、これは胃腸の問題だけではないと感じるようになりました。

 どんな倦怠感かといいますと、私の場合、次のような感じでした。

・ 体の中心部を掴まれて、地面に引きずり込まれるような感覚

・ 座っていても息切れする

・ 体に力を入れていないと、意識を失いそうになる感じ


   (但し、実際に意識を失ったことはありません)

 でも、病院で血液検査・尿検査・エコー検査・CT検査などを受けても
「異常なし」。

大学病院の総合診療科に行ったこともありましたが、
副腎皮質ホルモンについては調べて貰えなかったので、
「異常なし」の診断でした。
 
しかし、色々調べているうちに、自分自身で
「これはもしや副腎関係の病気ではないか」と思うようになりました。
 
そこで、近所のクリニックで事情を説明して血液検査をしてもらうことに。

 ・ 一般的な血液検査(肝機能・腎機能・貧血など)=異常なし

・ 甲状腺ホルモン=異常なし

・ 抗核抗体(膠原病)=異常なし

・ 副腎皮質ホルモン=ACTH:低値/コルチゾール:基準値内


念のため、翌月も「ACTH」と「コルチゾール」を検査したのですが、
思った通り「ACTH:低値」「コルチゾール:基準値内」でした。

それで、近所のクリニックから大学病院に紹介状を書いてもらい、
大学病院の内分泌科へ行くことになりました。

 しかし、ここから確定診断に辿りつくまでが…長かったのです…

 (長文になってしまったので、続きは「その2」に書きます^_^;)