かさや儀平さんの茜講座でご一緒しているサトコさん。

ブラックワークという聞いた事のない刺繍作家さんです。

先月、お話した時に次回はお互いに自分がやっている事を教え合いましょうと言って別れたので、私は精麻を持って行きました。





先月、最後にサトコさんが持って来ていた木のビーズを茜で染めたのですが、そのビーズもいくつか頂き、何か作品に、と言われていたので作ったのがこちら。



赤い精麻はベンガラで染めたものですが、茜のビーズに合うかな?






で、今月私は精麻の紐よりと長さ調節の出来る結び方を。サトコさんはブラックワークのキットを持って来てくれました。


私の話が長すぎて、キットを作る時間がなくなり、説明だけしてもらって、後は帰ってからという事で、早速やってみたのですが…



キットは3枚分入っていたので、付いていた枠(左)と手持ちの枠(右)で。右側のは両面に入るようになっているので、写真では見えないけど裏は黒い糸の刺繍になっています。





遠目に見るとレースのように見えるこの刺繍、イギリスの伝統工芸のようで、歴代の王妃や女王が着ているドレスに刺繍されているのが肖像画からわかります。(私はてっきりレースだと思っていた)
サトコさんは王立の学校でこのブラックワークを習ったそうで、彼女の作るブラックワークの日傘はとても繊細で素敵です。





キットが楽しかったので、セリアで刺繍枠と布を買ってきて刺してみました。


面白いのが、刺し子に似た模様がある事。

刺し子は布目に関係なく刺していきますが、このブラックワークは布目に刺していくので、そこはこぎん刺しと同じなのです。


やっぱり人間が考えつくものって世界共通?