少し前に見つけた「海水温熱療法始めました」という投稿。それも、百姓屋敷わらで。





やっているのはわらの次男船越こうた君。トイレ掃除で有名になった彼ですが、去年海水温熱療法に出逢い、生まれて初めてこれを仕事にしたい!と思ったそうです。





朝、別件で高梁へ行き、和裁士のともちゃんのお店へ。行ったついでにいろいろ見せてもらっているうちに素敵な帯を発見!

思わず衝動買いしてしまいました。(これ以上増やすまいと思っていたのに…)


お昼はともちゃんオススメのカフェでランチ。知らない間に高梁に素敵なカフェができていました。



お腹いっぱいになったところでわらのある川上町へ移動。
30分あれば着けると思ってたけど、ノロノロ運転の車がいたので少し遅れて到着。





わらへ行くのは何年ぶりでしょう。最後に行ったのはコロナが騒がれ始めた頃、和みのヨーガの合宿でした。
あの後、私もいろいろあって激動の数年を過ごしました。





(写真お借りしてます)



満面の笑みで迎えてくれたこうた君。
何故海水温熱療法を始めたのか、どんな療法なのかを説明した後、早速施術に。
着替えた後、施術ベッドにうつ伏せになって、グラグラ沸かした海水で温めたタオルを服の上から乗せます。




最初、温かくて気持ちいい〜と思っていたら、さらにタオルを重ねた上からじんわり押して、その後徐々に熱くなって…
「熱かったら我慢しないで言って下さいね〜」
と言われていたけど、そうでもないなと思っていたら、突然「アツ、アツ、熱い〜!」という熱さになり、ジタバタすると、タオルを取ってくれます。
それを何度か繰り返し、足の裏から頭のてっぺんまで場所を変えてやっていきます。

背面が終わったら、今度は仰向けになって同じ事を繰り返し、さらに座って肩と頭、そしてベッドに手を乗せて手の裏と表。
「これで終わりで〜す」
と言われたので、「一つお願いが…」と、肘もやってもらいました。

機織りしていると、刀杼(とうひ)という打ち込みの道具が結構重くて、腕が凝り、肘に負担がかかるので肘が痛くなるのです。

やってもらった後は身体はポカポカ、ふんわり軽くなりました。




終わった後、こうた君が作っている玄米コーヒーと、こうた君が大絶賛する特別な蜂蜜を頂きました。


このコーヒー、なんと朝日米で出来ているそうです。品種改良されていない朝日米、お酒に使われているのは知ってましたが、最近よく聞く岡山のお米です。
なんでもパワーがすごいのだとか。
それに、蜂蜜は厳選された無農薬の植物から採った蜂蜜で、スッキリとしたザ・ハチミツ!なお味。混ぜものがされてないので、物足りないくらいスッと喉に入ってきます。

この蜂蜜、お値段も特別だったけど、日本ミツバチの蜂蜜でも結構なお値段するので、これだけの量ならそんなに高くないです。




スッキリ軽くなった体で帰ってからもうひと仕事。


縦縞と、微妙だけど緯糸のグラデーションがわかるでしょうか?
この緯糸だと、経糸は無色にしたほうがよかったかも…と思いながら織ってます。