9月に入り、キク科の花が咲き始めています。
嫌われものの代表のようなセイタカアワダチソウ。またの名をアキノキリンソウ。
花粉症の元といわれるけど、本当はこの子は何も悪くない…どころか、花粉症やアレルギーの薬にもなるスグレモノ。
香りは少し甘い、春菊のような香り。お茶にするとほんのり甘い美味しい飲み物になるし、煮出してお風呂にいれると少しだけ泡立つ入浴剤になります。
花穂が出て、黄色くなりかけた時が一番酵素が多く薬効が高いようなので、採るならまだ少し青いくらいの花がついたものを選ぶといいです。
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そして、こちらが本物の花粉症の元、ブタクサです。セイタカアワダチソウと似ていて、混同されると言われますが、私からすれば似ても似つかない…
共通点と言えば、花が黄色い事と、キク科というだけ。
強烈な花粉症を引き起こすけど、スギやヒノキと違って、花粉自体はそんなに遠くまで飛ばないので近づかなければ大丈夫です。
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そしてこれがヨモギ。
古来からモグサや草餅として利用されてきた薬草の代表のような草だけど、ヨモギアレルギーの人もいるので注意です。
どちらかというと、セイタカアワダチソウよりもヨモギの方がブタクサに似ています。葉っぱで見分けて下さい。
あと、かいだ事はないけど、ブタクサはヨモギと違ってエグい匂いみたいです。
ヨモギもお茶や入浴剤に出来ます。ハーブティーにして飲んだ後のヨモギを(飲み残しのお茶も)お風呂に入れて楽しむといいです。
ヨモギはいろんな薬効があるので、すり傷や虫刺され、肌荒れにも効くので、ヨモギオイルやチンキにして常備しておくといいです。
それにしても、ブタクサって見かけた事がない…
と思っていたら、何とお花菜亭の畑の側に生えてました!
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恐る恐る切って、速攻で火あぶりにしました。
放置すればもちろん、抜いて置いておくと種が落ちて、そこからまた生えてくるので扱いには要注意です。