5月に個展を開いたMさん。

その時お買い上げした作品を届けに行くから、お花菜亭でスペシャルな1日を過ごしたいとリクエストがありました。






ちょうど、友達に障子の張り替えを頼んで、その準備として障子紙を剥がしておいてと言われていたので、Mさんにお手伝いをお願いすると(遊びに来ているにもかかわらず)快諾してくれました(なんて優しい!)





朝早くから障子を外して、出せるものは外に出し、


下がガラス張りの雪見障子はそのまま、剥がす準備をし、1枚の半分を剥がしただけで吹き出る汗と疲れでへたる私 チュー





休み過ぎじゃないかと思うくらい休んだ頃にMさんがやって来ました。





私が気に入ってお買い上げしたパステル画。


お部屋に飾ってから、今日出来るメニューの説明と障子紙剥がしのお願いをして、早速始めました。





私は外に出した障子にホースで水をかけてペリペリと障子紙を剥がし、残った枠の紙と糊跡をスポンジでこすり取り、






Mさんは、ガラスのついた障子を部屋の中でせっせと濡らしたスポンジでこすり取り、きれいに剥がしてくれました。






お昼ごはんの後は、Mさんのリクエストでレモングラスの蒸留をしました。
蒸留は初めてのMさん。何故蒸留をするのか、採れた蒸留水はどういう使い方をするのか、興味津々です。





他にも機織り機の話や植物から糸を作る話や、間にピアノも弾いて、何故うちにピアノがやって来たのか(Mさんはお花菜亭2年目に一緒に展示イベントをやったきり、お花菜亭には来ていなかった)





そんな話に夢中になりつつ、蒸留器をちら見しながら、今日は何だか蒸留水が少ないと思いつつもそれがどういう事なのか考える頭もなく延々とおしゃべりしていて…
何かの拍子に蒸留器からパキッという音が…






パキッ?






と思って、よくよく見ると、蒸留器に入れておいた水が蒸発しきって、底が焦げ、危うく割れる一歩手前でした ガーン
慌てて電熱器を切り、触らないようにそのまま冷えるまで待ったのですが…





いつもなら100mlくらい取れる蒸留水が、10mlくらいしか取れなかったのも不思議なのですが(最初に入れた水も少なかったのかもしれないけど)ギリギリで気づいたので、何とか壊れずにすみました。





先日、ヨモギオイルを作った時も土鍋を割ってしまったので、最近こういう事が多いので気をつけなければ…と改めて思いました。





Mさんはレモングラスの蒸留水を気に入って、とても喜んでくれました。

私も一人でやるととても大変な障子紙剥がしを手伝ってもらえて良かったです。ゆっくりまったりの1日を過ごしたいと言って来た友達をもこき使う私ですが、何故か皆さん喜んでくれるのがありがたいです ラブ





さらに、帰る直前で何気なく話していた事から、「実は今とてもやりたいと思っている事があるの〜!」とMさんが言い出し、次回のお楽しみが決まりました。





Mさんが帰った後、冷めた蒸留器のレモングラスを出し、水洗いしてから重曹とお湯で何度か洗うと…





焦げついていた蒸留器が…


無事綺麗になりました。割れなくて本当に良かった。