先日、西大寺で開催された重井薬用植物園主催の「ハマウツボと砂地のいきもの観察会」の時、カワラヨモギを見つけてちょっと嬉しかった。
その時の様子。
さすがにカワラヨモギは採って帰れなかったのですが…
5月初めに備前市の難波先生のお家にお邪魔した時、古い煙突にジャスミンがびっしり生えていて、花が咲き始めていました。
あの花を蒸留したいのですが…と言うと、どうぞ!と言って下さったのでみっちゃんと日にちを決めて行く事にしていたのですが、直前になって先生がその日出かけなければならなくなったので5月末に変えたら…
すでにジャスミンの花の時期が終わってしまい、何か他のもので…と一応乾燥させたミントを用意していたのですが、少しなら採れるかもしれない!と備前へ行く前に西大寺の吉井川の土手に行ってみました。
あれから2週間、カワラヨモギも大きく成長しているに違いない。と、少しワクワクしながら行くと…
びっくりびっくりびっくり
土手の草刈りがされてて…
滝汗滝汗滝汗滝汗
カワラヨモギもまったく姿が見えません!
ハマウツボの保護地にはあるけれど、それは採れません。
ウワ〜、どうしよう。もう諦めるしかないのかな、と思ったその時…
刈り取った草の中にカワラヨモギを発見!
草は刈り取っただけで、土手にそのまま放置されていたので、遠慮なく取り放題ラブラブラブ
こんなにたくさんのカワラヨモギをゲットしました。
すでに約束の時間を過ぎていたので、少し慌てながら難波先生のお家へ。
一応ジャスミンを確認すると、すでに殆どが散ってしまって、とても蒸留できるほどは取れそうにない。
先生に挨拶もそこそこに蒸留器を運び、持って行ったカワラヨモギを広げ、蒸留器をセットしました。
手前に見えるのはみっちゃんが作って持ってきたエルダーフラワーのコーディアル。
エルダーフラワーはイギリスでは万能薬として知られているハーブで、みっちゃんのお家で花がたくさん咲き始めたと言ってたので、お願いして作ってもらったのです。
蒸留している間、みっちゃんともう一人、いつも和みのヨーガをしてもらっている木庭さんと3人でおしゃべりしながらまったりした時間を楽しみました。
私とみっちゃんは蒸留器を持っているし、時々一緒に蒸留しているのでほぼ当たり前の風景になっているのですが、木庭さんは久しぶりなので、
「いいね〜、蒸留するのを眺めながらの、このまったりした時間」
と、何度も言ってました。
難波先生はお仕事が忙しく、いつもの弾丸トークはなくて、チラッと顔を見せただけでしたが、エルダーフラワーのコーディアル(シロップ漬)や私が持って行った徳島のハーブで作ったコーラを無理矢理飲まされ、お口直しに和三盆のパイを食べてもらいました。
カワラヨモギの蒸留水は、香りはそんなにいい訳ではないのですが、こちらもとても薬効が高い薬草なのでそちらが楽しみです。
行った時と同じように嵐のように去った私たち。
難波先生、ゲストハウスを使わせてくれてありがとうございました。