もうすぐ4年が経つ

人って本当に死ぬんだというのを知った日

今も残る傷痕が夢じゃなかった事を物語る

生きるって何だ? 

どうせ無くなるなら、幸せってなんだ?

あれから必死で僕は生きた。音楽が出来ないなんてくだらない事に悩みながら。

社会で生きていく中で押し殺さなければいけない感情と闘いながら。


どうせ死ぬし。


なんとなく、その一言でどんな事も許せてしまうようになっていく自分を見ていた。

それなら音楽を作る意味は?ライブする意味は?

仕事する意味は?家族になる意味は?


考えれば考えるほど、意味がなくて何も言いたくなくて、書きたくなくて。こんな文章も消してしまって、ただ明日の為に生きろよばーか。


単純に僕は僕より大事な人がいて、その人が悲しむのは嫌だから、ちゃんと人の形を保っていると言えるのかもしれない。それがきっと「普通」ってやつなのかもしれない。


僕は「普通」だから、きっと自分より身近な大切な人を優先してしまう。だから、この世に大した物は残せない人間なんだ。


僕自身の事は割とどうでもよかったんだ。身近な人が悲しまなければ、それで。仕事がいくら辛くても、音楽がしたくても、何かを変える事で誰かが嫌な思いをしたり、涙を流すのなら、何も変えない方がいいんだと。そう思ってた。


でも、それは間違いだったのかもしれない。というか、単なる僕の思い込みだったのだと思う。

さらに言えば、僕が臆病なだけだった。


どうせ死ぬから、何も変えずただ芒洋と生きるのか。

どうせ死ぬなら、踏み出してやりたい事をやるのか。


僕は後者のような強い人にはなれない。

ただ、なんとなく。これも本当に思い込みだけど、あいつが「何をグダグダ言ってんねん」って言ってる気がした。




この曲に使われている写真は、あいつを誰よりも愛していて、そしておそらく僕の何倍も悲しみに暮れて、それでも今日まで僕を支えてくれた、僕の一番身近な人の作品です。この曲が出来た時、天国のあいつに一緒に届けたいと思った。お互い好きな事やって、元気にしてるよって。こんな、ちょっとらしくない曲作れるくらいには、割り切れたよって。

どうせ僕らもすぐそっちに行くけど、それまで少しでも意味を与えておくれよ。こんなに気持ちいい春の日なんだからさ。


明後日は引っ越しだ。

花粉とワクチンの副作用で体がだるいけど。

健康でいたいよね。なるべく。