最近、夢の中で故郷が出てきます。
母が”相変わらず”明るくて元気(^^;)。
父はじっと本を読んでいます(僕とは正反対)。
祖父母も忙しく結納品を組み立てている(我が家は結納扇子店でした)。
みんな死んでしまっても”彼ら”の”生きていた何か”は捨てきれず置いていました。
数ヶ月に一度、帰る度に、その”何か”を感じていました。
捨てきれなかった、壊し切れなかった、そんな実家もパンデミックで帰れないまま、更地になりました。
思い出の品の”分別”もできなかった後悔。
不思議です、夢では鮮明に四人とも”動いています”。
記憶は、僕の側頭葉内側にタンパク質として蓄えられています。
そのタンパク質が活発に動くのです。
動きが電気信号、そして化学物質となり神経の間を伝わっていきます。
形あるものに永遠はない。
タンパク質は絶えず再編されながら、”なるべく”その形を維持しようと、お互いに刺激を求めながら、刺激を受けながら、周りの脳組織と連携しています。
僕の脳には様々な新しい刺激が入ってきます。
起きていれば、目からは後頭葉を経て、耳からは脳幹から間脳を経て、身体中の皮膚、筋肉からは脊髄、脳幹、そしてやはり間脳を経て。
それらが、頭頂葉や前頭葉で統合処理されながら、記憶としてまた深い場所に。
眠っている時、脳幹にある大脳全体を揺り動かしている”網様体”が休息します。
これは頭頂葉が発達し過ぎて隠れてしまった”けど”第三の眼として活発な松果体からの指令も加わります。
でも待機電源は入っている。
大脳全体の抑制が取れたからでしょうか、僕の”夢中枢”は、思い出を探し出そうとします。
僕は”器用にも”夢の続きを見る(ことができます)。オンディマンドアーカイブ(^^;)
この自粛いつまで続くのでしょう。
早く帰って来いよ、と言われても、僕は行きません。
怖いから。
今まで我慢したのだから。
まだ我慢できる。
自分は打って”おきながら”、そして”何をしているんだろう”と悶々としながら、どんどんやってくる高齢者にワクチンを打つ、打たざるを得ない、、、。
二枚舌のゲス野郎の戯言でした。
これもいつまで続くのだろう、、、。
いかんいかん、運動不足、というか筋肉刺激不足、と、接種の合間に腕に力を入れていたら、
廊下を通るおばあちゃんがマスク越しにニコッと見”つめて”くれていました(^^;)高齢者への覚醒カンフル??