前記事のエリカつながりといえ、
こちらは全く違う「エリカ様」にまつわる本。
小池真理子「エリカ」
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急逝した親友を偲んで親友の不倫相手だった男と会ったエリカは、
彼から甘い言葉を浴びせられ、やがて逢瀬を重ねるようになるが……。
高ぶるほど空虚、充たされるほど孤独。
現代の愛の不毛に迫る、待望の長篇恋愛小説。
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- ¥1,575
恋に落ちたときに感じる悦び、昂ぶり。
たとえその絶頂期が長く続かないとわかっていても
全身全霊をこめて愛してしまう姿に、すごく共感して
なんかせつなくなった。
エリカは甘い言葉をささやいてくれるが、全く気持ちがこもっていない
湯浅に「愛されていない」と感じてしまう。
しかし、深く恋に落ちてしまったエリカの方が不利なため、
彼の気持ちをつかむことができない。。。
深い展開があるわけではないのに、ぐっと話に引き込まれてしまうのは
誰もが一度は経験したことがある感情だからだと思う。
男性が読んでもつまらないんだろうな(笑)
最後に出てくる宮本は湯浅とは対照的。
愛するあまり盗聴してしまう姿は異常だが、それだけ
彼女のことを知りたい、わかりたいと思ってくれる。
気持ち悪いのに何でエリカは会いに行っちゃうんだろう、って
思ったけど、それだけ自分を必要としてくれる存在を欲していたんだろう。
誰にでも器用に愛すことができるオトナな男の「湯浅」と
自分のことをいつでも思ってくれ見守ってくれる純粋な男の「宮本」。
どっちがいいかすぐにわかるはずなのに、そこに社会的なステータスや
男としての価値が加わると判断をにぶってしまう。
そんな女性に向けて「どちらが自分にとって本当に大切な人か」
ということを説いているだなと思った。
そして、胸の中のせつなさがあふれ出してくる
ステキな言葉たちがたくさん散らばっていて、やはり小池真理子らしい作品だった。
恋愛中に読むとさらに色々考えさせられるなぁ。

ERYKAH BADU@横浜BAYAHALL

食べたし(?)
画像と同じハットかなぁ

)

ネタみたいな…。
アメリカン焼






