男子3位決定戦

東海大　　３　（26-24　18-25　25-22　15-25　15-13）　　２　　日体大

女子3位決定戦

福岡大　　　３　　　（25-20　25-16　25-21）　　０　　岐阜協立大

女子決勝

筑波大　　　３　　　（25-19　25-22　25-17）　　　０　　　東海大

男子決勝

早稲田大　　　３　　　（25-17　25-14　25-15）　　　０　　順天堂大

現地観戦から2週間以上経ってしまいましたが、

どうしても決勝戦は見ておきたかったのと

東海学連の岐阜協立大がベスト4に残ったので、

現地滞在約8時間の日帰り弾丸で全日本インカレの決勝を見に行ってきました…

女子3決・決勝の前に行われた男子の3位決定戦の東海大vs日体大は

最後まで流れが二転三転するフルセットの激しい試合になりましたが、

最終セットにかなり際どい判定が2本あって、

2本とも東海大の得点となり日体大にとってはちょっと不運な展開でしたが、

1本目は立ち上がり日体大のアタックのラインジャッジのイン判定を主審がスルーして、

2本目は14-13での東海大のブロックタッチの有無がノータッチの判定で

そのまま試合終了となり、

日体大の選手たちがかなり審判に食い下がっていてちょっと後味の悪い幕切れだったので

少なくともセンターコートでの試合にはチャレンジシステムの採用を

検討する余地があるかもしれないですね…

第2試合の女子の3位決定戦は2年連続で昨年の主力のほとんどが残っている福岡大と

東海学連としては2014年の中京大以来となる岐阜協立大との対戦でしたが、

岐阜協立大が福岡大のエース川添さんを止めることが出来ず完全に力負けでした。

ただ、第2セット早々とリードを広げられて絶望的な点差になってしまった後でも

ピンチサーバーの4年生　No.2 喜多さんがサービスエースを奪うなどして

セット終盤に岐阜協立大の流れの時間を作れたのと、

第3セットは終盤まで粘れていたので

岐阜協立大も持ち味は出せたと思うし、

準決勝・3位決定戦と完敗だったものの十分胸を張れる4位だと思います。

試合後も大半の選手が充実したような表情を見せていた中で

岐阜協立大ダブルエースの1人の大熊さんが号泣していましたが、

翌日に大学を中退してＰＦＵ入りする発表があったので、

今思うとあの涙は大学最後の試合だったからなのかもしれませんね…

奇しくも今後は対戦相手のエース川添さんと同じチームでプレーすることになりますが、

新たなステージでの活躍も期待したいです。

女子の決勝は3連覇を狙う東海大と2019年以来の優勝を狙う筑波大の対戦でしたが、

筑波大が２セット目の立ち上がり以外は東海大を圧倒して

1回戦から決勝まですべてストレート勝ちの完全優勝で

自分自身はキャプテンの大山さんと佐藤さんが2人揃っている筑波大を初めて見ましたが、

とにかくえげつない強さでした…

特に日本代表でもある佐藤さんは大学生の中にいると完全に規格外ですね。

Ｖリーグのチームにおける外国人選手のような存在感を放っていました…

一方で東海大があまり見せ場の無いままストレートで負ける試合を観るのも

大学のカテゴリーの試合では記憶にないほどで

昨年の4年生たちが強力すぎたとはいえ決して東海大が弱かった訳では無く、

それ以上に今年の筑波大が強かったのだと思います。

時間があれば第4試合の男子決勝まで見ていきたかったのですが、

今年も時間切れで途中退席しましたが、

男子の3位決定戦以外はスコアではストレート決着だったものの、

試合内容は決勝・３位決定戦にふさわしい試合だったと思います。

関係者の皆様、大変お疲れ様でした。

12/3 全日本インカレ決勝・3位決定戦!!

12/3 　全日本インカレ決勝・3位決定戦!!