少し前に、娘の保育園の卒園式で着る服のことを書きました。
たくさんの方に読んでいただけたようで、ありがとうございます
↓卒園式服の記事
その時にも書きましたが、
入学式用に紺のブレザーを作りました!
当初は買う予定だったのです。
お店に行って、試着して…の予定。
そろそろ見に行ってみようかなぁと思っていた年末くらい。
ふと、
自分で作れないかな?
と思ったのです。
『私みたいな素人が作れるわけない』
『やってみたい』
その気持ちが行き来して…
まだ3ヶ月ある!
やってみて、無理だったら買おう!!
よし、やってみよう!!
と気持ちが固まりました
少しずつ丁寧に
時間がかかってもいい
ひと工程をとにかく丁寧に作りました
そして…
昨夜、最後の工程、ボタン付けが終わりました
私が作ったのは
こんなブレザーです
生地 jack&bean『綿ダンボールニット』マリーン
型紙 パターンレーベル『キッズジャケット』
レシピがとても詳しくて
素人の私でも仕上げることができました。
一番難しかったのは襟かな。
袖の立体感とか、自分で作れたことに驚きます。
生地の質感や色はこの写真が一番わかりやすいかなと。
ニット生地でフォーマル服ってどうなのだろうと少し心配だったのですが、
とても上品な生地で、光沢もあるし、フォーマルな場面にも合いそうです
そして、柔らかいので着心地もよいし、シワにもなりにくい。
子どもが着るにはとてもよい生地感だと思いました
3年後、息子も着てくれたらいいなぁと思い、
合わせは男の子にしてあります。
娘の体型では110サイズのパターンがジャストサイズなのだと思いますが、120で作りました。
袖は内側に10㎝折り込んであります。
息子の方が大きくなりそうだけれど、これだけあれば大丈夫なはず。
私は金ボタンがいいかなぁと思っていたのだけれど、父が選んだのは白蝶でした。
昨日、ボタンを付けながら
父はさすがだなぁと。
レシピでは袖ボタンはないのですが、
せっかくのなので4つ並べて付けました。
完全に飾りボタンですがね
自分で作ったジャケットに
父のボタンを縫い付けることができる。
こみ上げてくるものがありました。
こんなに仕上がりに時間がかかったのには理由があり、ミシンの調子が悪くて、ボタンホールが綺麗に縫えずにメンテナンスに出していたのです。
昨日、修理が終わったと連絡があったので
受け取りに行ってきました。
手芸屋さんから
「素晴らしいミシンをお使いですね。これからも大切に使ってくださいね。」
と言われたのです。
このミシンはおばあちゃんのミシン
素晴らしいが高いとか、機能が充実しているからとかではなく。
おばあちゃんのミシンだからと思っている私。
おばあちゃんにものすごく会いたくなりました。
おばあちゃんに「おばあちゃんのミシンで、娘の小学校の入学式で着る服を作ったよ」と言いたくなりました。
お彼岸だからかな
3月だからかな
このジャケットを仕上げるまでに
何度も何度も胸が熱くなり、涙があふれそうになりました。
今まで作った服の中で
このジャケットは一番特別なものになりました。
昨日、ランドセルが届きました
桜が満開になったら
みんなの想いが詰まった服を着て
ランドセルを背負って
写真を撮りに行きたいと思っています
おかーさん、
がんばってがんばって作ったよー