息子は、私か夫が促さないと自主練には行かない。

 

少年団のチーム練習だけではどうしても上達に限界があり、もっと上を目指すなら自主練は欠かせないものと思っている。

息子もそこはよく理解していて、「上手くなりたいから自主練する!」と意気込むも、自ら行くようなことは滅多にないのだ。分かっているのにじゃぁ何で行かないの?! と、少し前までは悩んでいた私だが、ある時から頭を切り替えて楽になった。

 

“ありとあらゆる誘惑や障害に打ち勝ち、己を制して努力を重ねることが出来るようになるのは中学の終わり〜高校生くらい” のような記事をどこかで読んだのだ。女子に比べて男子は特にそのような気持ちが目覚めるのは遅いらしい。

 

なるほどなるほど。じゃぁ親が声かけしてあげればいいだけってわけだ。

事実、声かけすれば一切文句を言わずについてくる。「何で自分で行こうとしないのよ!」とイライラするよりも、こういう生き物なんだ、と割り切って自主練に誘う。自主練を続けていれば必ず上手くなり、それはいつか息子も実感することだろう。というかもう実感しているはずだ。だから自主練の大事さを理解し、私の声かけ一つですぐ動けるんだと思う。

 

 

そんな感じで週に3〜4回は親子で公園に行っているが、昨日の夕方もいつもの所へ出向くと、見慣れない小学6年生くらいの女子が4人遊んでいた。それを見るなり息子は「違う公園に行こう」と言う。でもちょうどいい感じの他の公園は結構歩くし、そろそろ暗くなりそうだったのでここに留まろう、と説得。

 

しかしまぁ息子の集中のなさと言ったらなかった。ずっと女の子達をチラチラ見ているんだから。

 

一通りこなした帰り道、

私「やっぱりあんなにたくさん女の子がいたら気が散っちゃったね」

息子「全然気なんか散ってないし」

私「そうだった? ママの勘違いかな。あの中に可愛い子がいた?」

息子「誰も可愛くなかったし!」

 

もうすっかり異性を意識するお年頃のようです。