息子は学校が大好きだ。

 

長い休み明けの登校初日などは「ちょー楽しみ!」と言って出かけるし、普段でもパッと起きて準備し、元気よく出かけて行く。

そして夕方には「今日もやり切ったぜ!」と言った感じで晴れ晴れとした顔で帰ってくる。

 

不登校の話を聞くことが多いなか、とてもありがたい事だ。

私自身も不登校にこそならなかったが小学校はそんなに楽しいところではなかった記憶があるので、息子は本当に我が子なんだろうか? と驚きと羨望の眼差しで見守っている。

 

一体、何が毎日そんなに楽しいのか。その日あった事を聞いても教えてくれないので知る由もないが、友達とも先生ともなかなか上手くやっているらしい事は確かだ。

 

幼稚園の頃はもちろん、小学生になっても学校でトイレに行かずズボンにおしっこのシミをつけていた息子。

低学年の頃は授業中座っていられなくてクラスから飛び出しては先生から電話がきたり。

中学年になったら友達との喧嘩が絶えなくて先生から電話。

宿題をやりたくなくてノートはいつもぐちゃぐちゃで。

 

そんな彼がこんなに立派な5年生になるとは想像もしなかったなぁ。

あとちょっとで小学生最後の年が始まる。キラキラした彼の1年を私もしっかり目に焼き付けなくては。