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寝静まった、静かな夜。

あたしは何度、この空の下で1人蹲って泣いてただろう。


右にも左にも
前にも後ろにも
全く動けなくて

何度藻掻いただろう。

こっそり家を抜け出して

1人になりたくて


其処が自分の居場所なのかも
自分がなんなのかも
全く見失って…

真っ暗な空の下で
何度も何度も同じ事を考えては

一頻り考えてまた振り出しに戻って
平常心をつくり

元いた場所に戻る。


何故か今日は眠れない。


答えの出ない事を
長い間続けてきた。


そんな日々の事を思い出して
今夜は眠れない。


あたしが眠りにつけなくても
気持ちよさそうに眠ってるその姿が

何時の間にか心地よく思えるようになってた。

思うようにしてただけなのかもしれない。


冬も夏も
あの場所で

そうやって過ごしてきたあたしには

やっぱりあの場所が時々恋しくなる。


あんなに苦しかったのにね。


山手線みたいに
ぐるーっと一周しても
終着点は必ず同じ。


だから
これでよかったんだ。


幸せだと思っていた
あの日々は


幾ら考えたって
戻ってくる事はない。











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