とうとう、プロポーズされました
が、あんまり嬉しくありません。
なんだか、妙な気持ちです。
うちの愛方さんは
優しくて、冷たい人です。
今回、とりあえず婚約という形で
話は纏まりましたが、いや、微妙…
もっと嬉しい気持ちになるのかと思っていたけれど
全くだった。
寧ろ、なんだか、悲しい。
婚約指輪、立派なものを用意してくれてました。
サイズ、間違えてたけれど。
1年以上、前に、購入していたそうです。
23ヶ月越しに渡された指輪。
別の意味で悲しくて、嫌な気持ちになってしまった。
そんなに、そんなに悩むくらいなら
やめればよかったのに。
私が、目の前で悩んで泣いて苦しんでたのに
それでも渡す気にならなかった指輪。
最後にはもう夢など見ないとまで言わせて
今更、一体、どういうつもりなんだろうか。
結婚しようか、だって。
こころ半分、ふざけるな、笑わせないで。です。
どんだけ、自分勝手なんだろう。
子どもが欲しいって、
年齢的にもそんな簡単じゃないよ、
何度も言わせないで。
気持ちはわかるから、
愛方さんを親にしてあげたいよ。
だけど、きっと違う。
愛方さんの私への気持ちは違うと思う。
どこに、労りがあるだろう。
彼の言葉のどこにある？
ひと言、
負担をかけるのを承知で考えてもらえないか、
とか、言ってもらえないのかね。
なんで、生むのが当たり前になってんの？
その分面倒見るし金出すからって
そんな風に思ってんのかな。
面倒見るのも、金出すのも当たり前です。
こっちは命賭けて、全て賭けて、子ども生むの。
貴方が賭けられるものは、
金と愛情、人生ですよ、もっと責任感じてよ。
はぁ。
もう自信ない。話す気にもならん。
本当は無理なのかもって
そう思ってるんだ、とっくの前から。
いまさら、いまさらなんなんだよ。
気持ちがないわけじゃないよ。
だけど、今ここでターニングポイント？
頭おかしいとしか思えない。
ギリギリ、期限切れてますよ、お兄さん。