「ジェイソン・ボーン」シリーズ第2作目。
第1作目のレビューはこちら。
ポール・グリーングラス監督、マット・デイモン主演の映画2作目。
自分が何者かが少しずつわかり始めたジェイソン・ボーンは、
恋人のマリーと一緒に隠れて生活していた。そんな中、消息がバレてしまったジェイソンが追われていく最中、
自分を狙った弾丸がマリーに当たってしまい・・・という話。
前作同様、ジェイソン・ボーンの「自分探しの旅」。
ここで展開として珍しいのは、ストーリー序盤で恋人のマリーに弾丸が当たってしまうところ。
ある意味、こういうのって大体主人公たちは守られていくのですが、
ストーリー的に必要だったのか、恋人の存在が、「自分探し」からもう一つ要素として加わってきます。
アクションシーン自体は相変わらず素晴らしく、息を飲みながら、
どうやってジェイソンがこの場をやりきるのかを見守る展開なのは変わらず。
とはいえ、黒幕は大体この人だろう、ということは早い段階でわかるし、
テーマになっている「トレッドストーン計画」も正直よくわからないので、
ひたすらにアクションシーンとジェイソン・ボーンの奮闘を追いかけていきます。
今回、自分はプライムビデオで連続で見てしまいましたが、
連続でこのシリーズを見るというよりは、少し間を空いて同じ形で新しいシナリオのものを楽しむ、という形がよいかもしれません。
ですので、迫力のあるシーンをたまに見るような気分でぜひ。