この前、右冠動脈のPCI中に、SRからP派のない心電図波形となりました。
ジャンクショナルリズムの波形に変化したのですが、
復習の意味も込めてもう一度おさらいしておこうと思います
≪ジャンクショナルリズムとは?≫
・ジャンクション(junction)とは接続、接合、合流点、交差点などの意味で、
心電図では房室接合部という意味で使われている。
・ここの場所で指令が発せられて行われる調律を「房室接合部性調律」といい、ジャンクショナル・リズムと表現される。
・心停止を予防する為の安全機能の一つとして出現するものである。そのため、これ自体を治療する必要はない。
・徐脈による結構動態の悪化や症状が強い場合は、ペースメーカー治療の対象となる。
・徐脈や原因疾患による循環動態の変化を観察する必要がある。
≪房室接合部とは?≫
・房室結節とその付近のヒス束を含む組織のこと。
・固有調律が35~60/分のペースメーカー細胞が存在する
・房室接合部刺激が連続し心臓ペースメーカーとして働いたときの調律を、房室接合部調律という。
≪心電図の特徴≫
・房室接合部の上位(上の図)で号令が発せられる場合には、
心房に向かう興奮が下から上へと向かうために、
普段のモニター誘導(第Ⅱ誘導)では遠ざかっていく方向として見える。
そのため、P波が下向き波形となっている。
・指令が房室接合部の真ん中あたりで発せられると(下の図)
PとQRSとが同じ時刻に登場することでP波はQRSに隠れて見えなくなり、
この場合はQRSの前にP波が無い、と見える。
・RR間隔に不整なく、
Ⅰ誘導やⅡ・Ⅲ・aVF誘導のP波が陰性で、
PR間隔の短縮やP波がQRSの中や後にあるとき、
房室接合部調律を考える。
≪なぜジャンクショナルリズムになるのか?≫
・洞機能が低下することで洞結節からの興奮が遅れてしまうと、房室結節のリーダ(ペースメーカー細胞)が代役を努めるため生じる。
なるほど
右冠動脈は洞房結節、房室結節、右心室、心臓の後壁と下壁を栄養している ので、
この患者さんの場合は
右冠動脈の心筋梗塞でしたから、
洞房結節の血行不良が生じ、洞結節の機能が低下→ジャンクショナルリズムに波形変化した
ということなのでしょう

ジャンクショナルリズムの波形に変化したのですが、
復習の意味も込めてもう一度おさらいしておこうと思います

≪ジャンクショナルリズムとは?≫
・ジャンクション(junction)とは接続、接合、合流点、交差点などの意味で、
心電図では房室接合部という意味で使われている。
・ここの場所で指令が発せられて行われる調律を「房室接合部性調律」といい、ジャンクショナル・リズムと表現される。
・心停止を予防する為の安全機能の一つとして出現するものである。そのため、これ自体を治療する必要はない。
・徐脈による結構動態の悪化や症状が強い場合は、ペースメーカー治療の対象となる。
・徐脈や原因疾患による循環動態の変化を観察する必要がある。
≪房室接合部とは?≫
・房室結節とその付近のヒス束を含む組織のこと。
・固有調律が35~60/分のペースメーカー細胞が存在する
・房室接合部刺激が連続し心臓ペースメーカーとして働いたときの調律を、房室接合部調律という。
≪心電図の特徴≫
・房室接合部の上位(上の図)で号令が発せられる場合には、
心房に向かう興奮が下から上へと向かうために、
普段のモニター誘導(第Ⅱ誘導)では遠ざかっていく方向として見える。
そのため、P波が下向き波形となっている。
・指令が房室接合部の真ん中あたりで発せられると(下の図)
PとQRSとが同じ時刻に登場することでP波はQRSに隠れて見えなくなり、
この場合はQRSの前にP波が無い、と見える。
・RR間隔に不整なく、
Ⅰ誘導やⅡ・Ⅲ・aVF誘導のP波が陰性で、
PR間隔の短縮やP波がQRSの中や後にあるとき、
房室接合部調律を考える。
≪なぜジャンクショナルリズムになるのか?≫
・洞機能が低下することで洞結節からの興奮が遅れてしまうと、房室結節のリーダ(ペースメーカー細胞)が代役を努めるため生じる。
なるほど

右冠動脈は洞房結節、房室結節、右心室、心臓の後壁と下壁を栄養している ので、
この患者さんの場合は
右冠動脈の心筋梗塞でしたから、
洞房結節の血行不良が生じ、洞結節の機能が低下→ジャンクショナルリズムに波形変化した
ということなのでしょう

