ニューヨークのエンターテイメントといえばブロードウェイミュージカルかもしれないけれど、やはり私はメトロポリタンオペラ!!


本家で観るMETを逃すわけにはいきません。(日本で観るよりはるかに安く観られる&舞台装置が壮大)

しかも、なんというタイミング!

大好きなロベルト・アラーニャがカルメンのドン・ホセを歌うのです。


ルイ・ラングレ指揮のカルメン。

序曲のテンポの軽快さにびっくり起きるも、

時差ボケで辛かった瞬間はありましたが、聴けて幸せ!

しかもアラーニャ夫妻の共演でした。

しかしこのカルメン、パリで観た時は音楽のついていない台詞が多くて、ちょっと長っ、と思ったのですが、

今回は音楽運びの中で進んだので観やすく、結果良かったとはいえ、

なぜ?と思ったら、台詞付きがオリジナルで、今ではカットされることも多いそう。だから、パリで観たのはそれはそれで貴重だったようです。

それにしてもストーリーそのものは酷い話だこと。


ニューヨークに住んでいたらここに通いつめてしまいそう。

やはりMETは豪華で、アメリカの財力を見せつけられる気がしてきます。(笑)


このまま雰囲気に酔っていたかったけれど、大寒波襲来の直前、外はすでにマイナスで一気に現実に引き戻され、一刻も早く建物に入りたい一心で帰りました。