先日(12月の話だが)塩についてのTV見て、人間の仕組みの面白さを感じた。
まずは 人類の長い歴史から
自分の親は銀吾さんと好子さん、このお二人の親は菊一郎さんと、、、、、、その親は、、そのまた親は と辿ると
今のような姿をした親は20万年前の東アフリカに住んでいたらしい。
でも、この親もまさか無機物から生まれたわけではないだろうから、更にさかのぼれば かなり異なった姿をした親にたどり着くんだろうな。
どんどんさかのぼると 4億年前の海中に生息していた動物にまでたどり着く。
この動物は海中には塩分が適当にあるので体の細胞組織はNaイオンを必要とする仕組みに神様が作ったようだ。
この動物の子孫が陸上に上がって生息するようになると、塩分すなわちNaイオンを簡単に体に取り込めなくなってしまった。
これは一大事だと、
不要になった水分を体外に排出する途中で水分に含まれるNaイオンを回収する仕組みを腎臓に発達させ、
舌で塩気を感じるような仕組みも発達させた。
ところが1億2千万年前、
農耕が開始され野菜を沢山食べるようになると野菜に含まれるKイオンが体内に過剰に吸収されるようになった。Kイオンも少量は必要だが、多量にはいらないので水分と一緒に排出しようとする。
ところがだ!Naイオンを回収する仕組みはNaイオンとKイオンを識別出来ないので大事なNaイオンも排出されてしまう。
又もNaイオン不足になり、意図的にNaイオン=塩分を吸収しなければならない。ということから8千年前には人類が初めて塩を作った遺跡がルーマニアにあるそうだ。
体の仕組みは生物が誕生した経緯により、上手く作られているんだ と数日感心ていたが フッと
血圧が高い人は
「塩分摂取を少なく」 と言われるが
Kイオン=野菜をたくさん摂取すれば 減塩と同じでは
と思いついた。
「高血圧 Kイオン」で検索すると、いろいろなサイトが候補に表示されるが、以下のサイトでも高血圧、Naイオン、Kイオンの体内での働きが記述されているので見ても面白いかも。
http://kouketuatu.ai-health.net/1kouketuatu1.html
https://vitamine.jp/minera/kari.html
これらのサイトから 高血圧を下げるにはカリウムの摂取も効果があるが、そうは言っても食べ過ぎるとK過剰の変調が出てくると。
これらのサイトから抜き書きすると カリウムを多く含む食品は
「まこんぶ ひじき のり パセリ よもぎ 小麦胚芽」
「カリウムは野菜類や肉類、魚類、芋類、豆類、果実類、種実類、藻類全般に多く含まれています。なかでも野菜類や肉類、魚類、芋類、豆類、果実類は食品として量も摂りやすいのでカリウムを摂取しやすい食品群です。」
「カリウムは、藻類、果実類、いも及びでん粉類、豆類、肉類、魚介類、野菜類などに多く含まれます。生鮮食品に多く、加工や精製が進むと含量は減少します。」
「カリウムは水溶性で、煮たりゆでたりすると水に溶け出します。生野菜サラダで摂ったり、生の果物でとったりすれば、効率よく摂取することができます。」
結論は いずれの食品・元素もほどほどにバランスよく摂取することだ。
