私には、敬愛するサイコセラピストの先生がいて、
先週はその棚田克彦先生の講座を受けてきました。
心理学も科学もスピリチュアルも
もっと言えば、歴史も生物学も医学も
出発点を辿ればたった一つの一点。
「現実に起こっていること」「現実に起こったこと」の解明に他なりません。
現実に起こっていること
現実に起こったこと
それは良い悪い、正しい間違っている、という判断とは全然別の視点が必要なので、
そこに必要なフラットな態度、心持ちを獲得するためには
心理学にとどまらず、生物学や人類の歴史にも興味が及びます。
私は心理カウンセリングを様々に体験してきました。
スピリチュアルなセッションもいくつか体験しました。
どれも自分に必要な分、必要な効果が、あったと思います。
今、私に一番効果的なのは「瞑想」なので、
瞑想をしながら、やはりこれも、「現実に起こっていること」の究極の観察だった、と
思いを新たにしているところです。
身体に起こっている感覚は「起こっている現実」に他ならなくて、
それはつまり、
「魂の声」なのだと、私は思っています。
魂の声が聞こえる時、目が拓かれ、心が解放されるのです。
それが、私の瞑想中に起こる「解放」で、
心がどんなに様々なことを囁いたり叫んだりしても、
身体が別の感覚を教えてくれる時、
私は身体の知らせてくれることに心を委ねるようにしています。
今回の棚田先生の講座では、自分の扱ってもらいたい問題が一つありましたが、
講座を受けながら、
今の私の問題は、問題としてわざわざ扱う必要がないことにも自分で気付きました。
なぜならば、痛みや苦しみは日々湧き上がっては消えていくもので、
痛みや苦しみがイコール「不幸」ではないんだなということが腑に落ちたからです。
私にとって、絵を描く時間
太鼓の演奏をする時間、
そしてお料理に没頭する時間は
瞑想と同じように「魂の声が聞こえる」時です。
そしてその時間は、本当に
「幸せだなあ」と感じる時間です。
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