【注文に時間がかかるカフェln東京浅草】

無事に終了しました!


事前に募集していたクラウドファンディングは早い段階で目標金額を達成し、参加の予約もあっという間に埋まったのを見て、多くの人に応援され、支えられている企画だな、とつくづく感じました。



当日は集合してからそれぞれの特性を書いた名札を書いたり、買い出しに行ったり、リハーサルをしていたのですが、まるで学生時代の文化祭の準備のようで懐かしい照れ


お昼には運営の奥村さんと学生スタッフさんになごむカフェのランチとプリンを食べてもらって、いよいよ13時に注カフェがオープン!



外にはすでに開店を待つお客様が並んでいて、予約制ということもありオープンしてすぐ店内は満席に


3人のスタッフが交代で受付、配膳、キッチンを担当していたのですが、慣れないお仕事なのに3人とも頑張って大きなミスもなく、17時までの営業時間を笑顔でしっかりこなしてくれました!







正解するとお菓子がもらえる「吃音クイズ」などを交えながらそれぞれが席を回って会話を楽しんでいる姿はとても輝いていて、本当にカフェのスタッフのようでした。

小さなお子様に目線を合わせて会話している姿もとても印象的でした。


吃音の当事者も、今まで吃音の人に出会ったことがない人もいましたが、相席になってもトラブルなどが起きることもなく、平和で優しいイベントになったのが嬉しいです。


イベントが始まる前と終わってからではスタッフの顔つきがまるで変わっていて、最初は不安そうな顔をしていた3人が終わる頃には明るく自信に満ちているように思いました。実際に彼女たち自身もその実感はあったようですし、今回の注カフェが彼女たちにとって今後の自信に繋がるイベントになっていればと願います。




社会ではいじめやハラスメント、SNSでの誹謗中傷などの問題が後を絶ちません。

人と人がいれば三人だけでも「社会」は成り立ちます。その社会を平和に、誰とでも手を繋いでいけるような社会にしていくには互いの理解を深めることが大切なのではないでしょうか。


一人一人顔や性格が違うように、一人一人が持つ個性や特性があります。それを理解し、他人を愛することで、社会の一員としてみなさんと平和な世界を作っていきたいです。



病気や障害を持つ人たちが輝いている姿は他人に勇気を与えます。吃音当事者のお客様がスタッフの姿を見て勇気をもらったと仰っていました。私もまた、スタッフとして輝いている彼女たちから勇気をもらいました。

来場されたお客様や、これを読んでくださっているあなたにも、今回のイベントを通して何か感じるものが少しでもあればと思います。


今回来場していただいた方、残念ながら来られなかった方、注カフェは全国で開催されています。ぜひ足を運んでみてください。きっと得ることの多いイベントになるはずです。


なごむカフェでの注カフェは終わりましたが、また機会があればこうして社会に目を向けたイベントを開催できればと思います。

その際にはぜひ応援していただけると嬉しいです。


注カフェ運営の奥村さん、学生スタッフの3人、応援したくださったみなさま、そして私たちの初めてのクラウドファンディングにご賛同・ご協力をくださいました皆さま、この度は本当にありがとうございました!!!

          (文・星野ゆうと)


良い企画に関わらせて頂き、とても感謝しております。

これからもなごむカフェが誰か・何かのお役に立てる事がありましたら、積極的に取り組んで行きたいと思っています。


皆さま、応援ありがとうございました照れハート



by オーナーさや加おねがい