不安があるときには入学前にこれをやっておくこと | あなたの未来ライフデザインコーチ・本田章子 オフィシャルブログ

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うまくいかないな、どうしたらいいのだろう?進路のこと、仕事のこと、子育て、夫婦・家族・職場の人間関係で、悩むあなたを応援します。スクールカウンセラー、自治体の相談員の経験があり、社会福祉士で臨床検査技師の私がお話をうかがいます。

3月半ばを過ぎました。
新しい年度を前に慌ただしいですね。
4月入学式を控えているかたへ書きます。

ワクワクするけど不安もある。

新しい場所と人に慣れるには、結構時間がかかります。

その分を前倒しにして動いておきましょう。

4月からの環境に馴染めるように、今から準備しておくといいのです。

1)生活リズムを崩さないこと
2)買い揃えるものは、早く買っておくこと
3)入学式の前に何度も学校へ行って見て、場所に慣れておくこと


環境に馴染むまでの時間は、人それぞれ。

入学式が近づいてきて、どんどん不安になって、前日のオリエンテーションに行けなくなる子どもがいます。

入学式当日、体調崩して欠席という子どもも珍しくありません。

校区内と違う小中学校に行く、中学から高校にというとその数はグンと増えます。

それを聞くとおとなは不安になりますが、「あなたは、大丈夫?」と子どもに聞いてはダメ。
逆効果です。

「遊びに行ってみようか」と軽く誘って、
春休みの学校に何度か通ってください。

私は、息子たちが通う予定の小中高校には、春休みのうちに必ず一緒に行きました。

まだ終わっていなければ、小中学校の卒業式の様子をそっと見に行くというのもいいですね。

卒業生を送った先生が、新年度入学してくる学年を担当する、というのもよくあるパターン。

入学式の時、見覚えのある先生が並んでいたら、全員初対面というより安心です。

卒業式の日程は、学校のHPで確認できます。
アップされてなかったら、さらっと学校の代表や事務に電話すると教えてくれます。

問い合わせの理由を聞かれたら、と不安なら、「祝電を送ろうと思って確認」といえば良いです。

次男の小学校の入学時、事務職員の方の優しい電話対応が嬉しかったなぁ。
そういう学校は、心配事のがあったときに電話がかけやすいですね。
いざという時助かります。

卒業式の雰囲気を見ておくとわが子の6年後、3年後が掴めます。
卒業生の雰囲気がその学校の一番の見本です。

終わりがけの時間に何気に体育館の周りをウロウロする。
式服の中で異質にならない程度の格好で行きます。

もし、名札を貰わないと校内に入れないというときには、学校のセキュリティがしっかりしている、と安心できますし。

土日や春休みに行くと、部活をしている上級生の様子が見れます。

丁寧に挨拶してくれたり、「今度入学する」というと、ちゃっかりした上級生は入部の勧誘をします。

入学前に、学校はこういうところと雰囲気を知っておく。

新しいことが始まるワクワク感を、おとなも子どもが持っていると大丈夫です。

笑顔で入学してくださいね。