新しい年度を前に慌ただしいですね。
4月入学式を控えているかたへ書きます。
ワクワクするけど不安もある。
新しい場所と人に慣れるには、結構時間がかかります。
その分を前倒しにして動いておきましょう。
4月からの環境に馴染めるように、今から準備しておくといいのです。
1)生活リズムを崩さないこと
2)買い揃えるものは、早く買っておくこと
3)入学式の前に何度も学校へ行って見て、場所に慣れておくこと
環境に馴染むまでの時間は、人それぞれ。
入学式が近づいてきて、どんどん不安になって、前日のオリエンテーションに行けなくなる子どもがいます。
入学式当日、体調崩して欠席という子どもも珍しくありません。
校区内と違う小中学校に行く、中学から高校にというとその数はグンと増えます。
それを聞くとおとなは不安になりますが、「あなたは、大丈夫?」と子どもに聞いてはダメ。
逆効果です。
「遊びに行ってみようか」と軽く誘って、
春休みの学校に何度か通ってください。
私は、息子たちが通う予定の小中高校には、春休みのうちに必ず一緒に行きました。
まだ終わっていなければ、小中学校の卒業式の様子をそっと見に行くというのもいいですね。
卒業生を送った先生が、新年度入学してくる学年を担当する、というのもよくあるパターン。
入学式の時、見覚えのある先生が並んでいたら、全員初対面というより安心です。
卒業式の日程は、学校のHPで確認できます。
アップされてなかったら、さらっと学校の代表や事務に電話すると教えてくれます。
問い合わせの理由を聞かれたら、と不安なら、「祝電を送ろうと思って確認」といえば良いです。
次男の小学校の入学時、事務職員の方の優しい電話対応が嬉しかったなぁ。
そういう学校は、心配事のがあったときに電話がかけやすいですね。
いざという時助かります。
卒業式の雰囲気を見ておくとわが子の6年後、3年後が掴めます。
卒業生の雰囲気がその学校の一番の見本です。
終わりがけの時間に何気に体育館の周りをウロウロする。
式服の中で異質にならない程度の格好で行きます。
もし、名札を貰わないと校内に入れないというときには、学校のセキュリティがしっかりしている、と安心できますし。
土日や春休みに行くと、部活をしている上級生の様子が見れます。
丁寧に挨拶してくれたり、「今度入学する」というと、ちゃっかりした上級生は入部の勧誘をします。
入学前に、学校はこういうところと雰囲気を知っておく。
新しいことが始まるワクワク感を、おとなも子どもが持っていると大丈夫です。
笑顔で入学してくださいね。