周りとの関わりに悩んだら、落語を見て笑うことで解決法が見つかる | あなたの未来ライフデザインコーチ・本田章子 オフィシャルブログ

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うまくいかないな、どうしたらいいのだろう?進路のこと、仕事のこと、子育て、夫婦・家族・職場の人間関係で、悩むあなたを応援します。スクールカウンセラー、自治体の相談員の経験があり、社会福祉士で臨床検査技師の私がお話をうかがいます。

チカラを抜くことで見えてきたり、分かることがあります。

 

がんばろう!気合いを入れて、がむしゃらにやっているときには、見えません。

 

 

だったら、何もしないで、ぼんやりするといいのか?

 

 

ぼぉ~することで、成果や結果に繋がる・・っていいよなぁ。

 

ということではありません。(笑)

 

たなぼたは、めったに起こりません。(苦笑)

 

 

3年前、社会福祉士の通信教育を受けている時、仕事と勉強と家事の両立に悩みました。

 

福岡に転居して、転職し、新しい職場に変わったのも重なり、負荷はMAX。

 

余裕をなくし、笑うことがなくなりました。

 

 

その時に、社会福祉士の講師に相談したら、「落語を聞きなさい」と、桂枝雀さんのビデオを渡されました。

 

 

この忙しい時に落語を聞く?そんな暇がどこにある?

 

当時は、その意味が分かりませんでした。

 

 

今、その時よりも、状況的に大変です。

 

でも、時間を作って、せっせと落語を聞きに行っています。

 

そして、ニコニコ笑いながら、いろんな成果に繋げています。

 

 

昨日、立川談春さんの、「居残り佐平次」を聞きに行きました。

 

福岡で聞いて、もう一度聞きたいと思い、長崎の友人を誘って足を運びました。

 

大笑いをしながら、考えました。

 

何でこんなに笑えるのかなぁ・・・・。

 

「お金がないので払えない」という単純な話なのに、何でここまで聞き入ってしまうのかなあ・・・・。

 

 

落語には、人間関係や人の生き様が詰まっている。

 

そのことに改めて、感心しました。

 

 

 

気持ちを張りつめて、1つのことだけ見ていたら、流れが読めない。

 

結果や成果を出す時には、1つのことだけでなく、それに関係していることとのバランスも大事。

 

一生懸命やっているけど、それが不協和音の原因になっていないか?

 

自分以外の人や物との関係性は?

 

自分で自分の首を絞めることになっていないか?

 

「落語を聞きなさい」と勧めた講師は、それを言いたかったのかも。

 

 

同じ演目であっても、会場の状況やお客さんの雰囲気に合わせて変えてあります。

 

全く同じではありません。

 

その立川談春さんのテクニックにも、うっとりしました。

 

そのテクニックも見たい、と思って、あえて2回、違う場所に聞きに行ったのです。

 

口上の時に「上手い下手は、理屈で説明ができるが、〇〇が好き、というのは説明できない」と言いました。

 

そうなのです。

 

理屈で説明できない世界で人は生きている。

 

だからこそ、しんどかったり、うれしかったり、苦しんだり、楽しかったりする。

 

それを理解できずに、がむしゃらにやっても、疲弊するだけで成果には繋がらない。

 

 

自分とどんなふうに付き合うか。

 

周りとどんなふうに関わっていくのか。

 

落語を見て、聞いて、大笑いしながら、考えました。

 

 

 

単純なことですが、眉間にしわを寄せて口をきかないと、敬遠されます。

 

人の話を聞かないで、我流で進むのは時を考えなくてはNGです。

 

ゆったり笑顔でコミュニケーションをとっていると、人はみんな寄ってきます。

 

思っても見ない好機が巡ってくる、というのも、改めて実感しています。

 

 

 

あなたは、どんなふうに自分や周りと関わっていますか?

 

そして、これからどんな関わりをしていきますか?