重労働や長時間勤務、人間関係など何かとストレスが溜まりやすい看護師は、日頃からストレスを上手に発散していくことが大切だ。ハードなスケジュールで仕事をしながらストレスを溜めたままでいると心身に大きな影響が出てくることも珍しくないので気をつけなければならない。
看護師が仕事のストレスを上手に発散していく上では、溜め込まない、こまめにリセットしていくということが大切だ。ストレスの発散の仕方には様々な方法があるが、溜まったストレスを休み明けに持ち越さないということをまず心がけていくべきだろう。発散しきれずストレスを持ち越し続けていると結果として膨大なストレスを抱えることになるので注意が必要だ。
ストレス発散の仕方としては、休養や運動をするのがおすすめと言える。疲れた身体をしっかり休めることはストレス発散の基本なので、休みの日にまで無理をして忙しくすることの無いよう気をつけよう。特に睡眠はしっかりとるようにしていくことが大切だ。
運動は身体を動かすことで気持ちをリフレッシュ、ストレスを発散してくれるので、意識をして行おう。疲れていると運動をする気が起きないという人もいるかもしれないが、運動の疲労感というのは心地良いもので、身体を適度に動かすことで実は疲れも抜けやすくなる。運動をして筋肉を動かし鍛えていくと疲れにくい身体を育めるといったメリットもある。疲れやストレスを発散するために運動は最適な手段なので、この点についてはよく覚えておくと良いだろう。
看護師の仕事はとにかくハードワークだ。ストレスはもちろん疲れも溜まっているので、休日はしっかり休養を取ろう。睡眠時間は7~8時間しっかり確保するのが大切だ。疲れが取れないとそれ自体がストレスになってしまう。しかしやみくもにダラダラしているとかえって疲れてしまうこともあるので、休養を取る際もメリハリをつけることは大切だ。
家族や友人と一緒に出掛けるというのもストレス発散の良い手段と言えるだろう。買い物をしたり美味しいものを食べたりといったことは看護師に限らずとも良いストレス発散方法になる。旅行に出かけて非日常を楽しむのもリフレッシュ方法としてはおすすめだ。一人の方が気楽という人の場合は必ずしも誰かを誘う必要は無く、一人きままに買い物や食事を楽しむのも良いだろう。
運動はストレス発散の方法として最もおすすめの手段と言える。スポーツの習慣がある人はこれに取り組み、またあまり身体を動かす習慣がないという人はウォーキングから始めてみると良いだろう。20分歩くだけでも心身は大いにリフレッシュされるので、ちょっとした時間を利用して身体を動かしてみることをおすすめする。
自分が今抱えているストレスや、ストレスの原因となるものをノートに書き出してみるというのも良い手段だ。頭の中で考えるだけでなくノートに書きだすことで、悩みやストレスをより客観的に捉えられるようになる。解決の方法や思っていることを書き出していくとそれだけでも気分はすっきりするだろう。
近年では、過度にストレスのかかる労働を感情労働ということも。感情労働については【詳細】をご覧いただきたい。