今日は、ちょいと心穏やかなイッコーチです☝️

夫は自分の母親が大嫌いらしい。
離れて暮らしいて、何かにつけて面倒をみているのですが、ちょっとした事で母親に対して声を荒げます。
私からしてみたら、なんでそんなことで怒るの?
と思うほどの些細なことでも、母親に関しては
すぐに怒りのスイッチが入っちゃう。

何でも、幼い頃から両親に「現在で言うなら虐待だ!」という仕打ちを受けたとか。
まぁ、彼の一方的な言い分だから、話半分に聞いていましたが。
とにかく親に対しての憎しみが、心の片隅にいつもあるようなのです。

「そんなに嫌いなのなら、放っておけばいいじゃないの」と言っても
「親だから見放す訳にはいかない」と、本当は心優しい人なのです。


一昨日も母親に電話しながら、夫の声はヒートアップ。
すると、夫はどんどん体調が悪くなり、昨日は血圧はあがる、持病の痛みは悪化する…。
母親に対するストレスは相当のようです。

いつもは、夫のことを「短気な人だ」という冷めた目で見ていた私ですが、昨日は何故か違う言葉が口から出てきました。

「本当にかなり辛い思いをして育ってきたのね。
でも、それでもこうしてお母さんの面倒をみている貴方は、本当に素晴らしいわ。
来世は私が貴方のお母さんになって、うーんと可愛がってあげるからね」

すると、一瞬子供のような表情になった夫。
そして「グーで殴らない親ならいいよ」

そのひとことで、どんな子供時代を過ごしてきたんだろうと、胸が痛くなりました。

そんな話をしていたら、今度は私が姑との嫌な過去を思い出してしまった!

まだ幼い息子が高熱を出しているのに、自分の用事の為に私に送り迎えをさせた姑。
熱でうなされている息子を車に乗せて送迎したのは、断れない自分も悪かったのですが、かなり辛い思い出でした。

それをすっかり忘れていたのに、ふいっと思い出してしまった!

そうしたらね。
胃がキリキリ痛んできたではありませんか。
ソファーに横になりながら、
「私までマイナスの思いを引っ張り出してきたら
ダメじゃん!」と自問自答していました。

そうしたら、ふと
「私はあなたを○○ます。
私が○○になるために」と言う言葉を思い出しました。

○○には何が入ると思いますか?
 
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「私はあなたを許します。
私が自由になるために。」

その言葉をふと呟いたら、なんと胃の痛みが
すぅ~っと消えていきました。

不思議

というより、すごい!



怒りの思いをいつまでも抱えているより、
相手を許すことで、どれだけ自分が自由になれるかを
身をもって体験しました。

姑には姑の事情や育ってきた環境もあるでしょうし、
一方的に姑を責めることはできません。

(私も含めて)みんながお互いを許しあって、自分の心を自由にできたら、もっともっと幸せになれるのにな。

そんなお手伝いが少しでも出来たら良いなと思った
冬至の夜でした。