9月21日


いよいよアパートの荷物の搬出作業の日でした。
夫が亡くなってから、遺品の整理は少しずつ進めてきましたが、15年間一緒に暮らしてきた家具たちとお別れするのは勇気がいりましたショボーン




搬出作業をお願いしたのは、
「林商会」さんという業者さんで
お願いした決めては


7月14日に
見積もりにこられた支社長さんが
男性でお若いのに  すぐ
夫の遺影に手を合わせて下さったこと


その名刺には
遺品整理士や
事件現場特殊清掃士の
資格が記されていて
きっと夫との思い出の品も
大切に取り扱ってくださると思ったから


それにリユース品の買い取りもしてくださるとのことだったから
(結局家電は古すぎて買取りされなかったけど笑い泣き


TV、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、電気ポット、炊飯器、エアコン二基の取り外し
ガスレンジの取り外し
食器棚二つ、洋服箪笥一つ、
セミダブルベッド、
ダイニングテーブル・椅子四客
カラーボックス四つ
100~300円の書類ケース・衣裳ケース二畳分
それに段ボール五箱分の廃棄はサービスで


見積もり15万円!


「もし…もし、
私が片付け途中で心が折れて
お皿や書類や衣類、
もろもろ色んなものまで業者さんに片付けをお願いしたらおいくらになりますか?」


とお伺いしたところ


25万円になります

と申し訳なさそうに言われていたので、
精一杯ゴミカレンダーとにらめっこして


一つ一つ手にとって、
整理・処分することができましたニコニコ




当日は
男性2人と女性1人で、
暖かい雰囲気でテンポよく作業を進めてくださって、家具類は解体しながらどんどんと外に運び出され、空いたお部屋から強力そうな掃除機でお掃除。


私はお邪魔なので最後まで残してくださったTVとポツン。
そこの場所が、ちょうど夫を見送った場所だったので不思議なご縁を感じて、不思議と寂しくはありませんでした。


でも、2~3時間後すべて片付いたお部屋で、最初見積もりに来てくださった支店長さんと二人きりで清算、というときになって
涙が溢れてきてしまいましたえーん


支店長さんは
「急がなくて良いですよ、
落ち着いてからで良いですからニコニコ
と時間をかけて待ってくださり、
20分ほどお待たせしてようやく清算を済ませることができました。



がらんとなった部屋の中
夫のことをいっぱい思い出しながら
感謝の気持ちを込めて
拭き掃除を済ませて


疲れはてて数日寝れてなかったので
うちの近所のホテルを1泊とって
9階の窓から見る近所の夜景を満喫して
久しぶりにゆっくり眠って


沢山の荷物を車に積んで
お墓参りを済ませて
高速で実家への道のりを急ぎました。


いつもはSAで休憩するところも
一気に走り抜けて
高速をおりたところで、
子供の頃から知ってる街並みが
目に入ったら、また
涙が溢れてきてしまいました。


そうやってぐしゃぐしゃで
帰ってきた私を
母は迎えてくれ、
荷物を運び入れる途中で
私はなん十年かぶりに
鼻血を出しましたてへぺろ


実家の裏に咲いてた
白い曼殊沙華


ただいま。