今日は図書館に行って、借りていた本3冊を返しました。

すべて時代小説の単行本(笑)。

 

そして、家内を待っている間に、書架を見ていて、高畑常信さんの「遊印鑑賞大字典」を手に取り、

面白そうなので借りて帰りました。

 

見ごたえのある本で感心して読み進めていたら、園田湖城さん刻の印のところで、「心静階縁」と読み書きのあるのを発見。

園田さんは好きな印人さんです。印面を見ていたら、普通なら右上、右下、左上、左下の順番で読むのだが、解説通りだと

右上、左上、右下、左下となる。

 

こんな順番で読むのは見たことなかった。たまに右上、左上、左下、右下となる回文(廻分?)というのは見かけるし、手元にも

ある。

 

そこで、心静階縁の文句で検索してみたら、芸術新聞社から出ている河野隆さんの「名印百話」という本に、この印が取り上げられているようで、目次には「心階静縁」となっていた??

 

どちらかが間違っているんだろうな。そんなややこしい読み順にするのだろうか?たぶん河野先生の方が正しいと思うのだけど、

どなたか正解を知っている方がおられたら、教えてください。