こないだ4個のセットになった印材を入手しました。
その中の一個は、贅沢な袴をはいた木印の両面印でした。
普通は、袴は布切を使うか、紙を使うのだと思うし、そういうのしか見て来なかった。
これは、どうも象牙で作られているように思うし、象嵌で模様まで入っている。
画家さんで、近藤乾年という方の自用印、もう片面はゲタ印になっている。
商売道具でも、印泥がこびり付いたような画家さんや、書家さんの印を見かけるが、
これはさぞかし大事にされていたのでしょうね。
残念ながら側款はないが、別のところで、乾年さんの自用印が沢山出ているのを今日発見した。
その中の2個は、関野香雲さんの刻でした。これはどうなんだろう??
あとの3個も面白いので、また後日アップしようかなと。