12月25日で、このブログを始めて1年が経ちました。
書いた記事は、10記事!
(といっても、ご挨拶や、ライブレポ等含まれるので、純粋に作品をご紹介できたのは数記事ですが・・・)
今月に2歳になった息子の育児をする生活の中で、時間を見つけて記事を書くのは、
私には本当に難しいことでした・・・。
大好きな作品を紹介するのだから、拙い文章ではありますが自分が納得できる記事を書きたかったので、
調べ物に時間をかけたり、文章をまとめることは、思った以上に労力が必要なのだなとわかった1年でした。
年の前半は、何とか3週間に1記事くらいのペースで書けていたのですが、
自分の時間がとれないイライラで、子供との時間が楽しめなくなっている自分に気づき、
あくまでも今の私の仕事は子供を育てることだと切り替えた途端、
ほとんど記事が書けずに1年が経過しました
私のブログは毎日毎日たくさんの人が読んでくれるブログではないし、
たくさんの人に読んでもらおうという努力も、現状ではしていません。
ですが、日々、ちょこちょこと訪れてくれる人が少なからずいらっしゃいます。
そのことは、ブログを始めた頃には想定外だったので、とても嬉しく思っています。
本当にありがとうございます。
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今日は私がブログを始めようと思ったきっかけについて書いてみようと思います。
SNSというものを全くしていないし、興味もほとんどない私がなぜブログを書こうと思ったのか。
それは、海外の音楽を聴くようになった時に出会った、あるレビュアーの方に影響を受けたからです。
現在はサブスクリプション、YouTube等の浸透で、手軽に音楽を聴けるし、探すことができますが、
私が海外の音楽を聴くようになった15年前は、音楽雑誌とかラジオとかで情報収集していたように思います。
もう一つ、タワーレコードの商品ページにあるレビューを見て情報を収集するのが好きでした。
作品のレビューに、誰がレビューをしたのかHN(ハンドルネーム)が記載されており、
そのHNをクリックすると、その人がレビューした作品を一覧にしてくれる機能があって、
私は多くのレビュアーの中で1人、とても好きなレビュアーの方がいたのです。
その方のレビューからの推測ではありますが、おそらく当時20歳だった私より、
1つか2つくらい年下の男の子だったと思います。
とにかく多ジャンルの音楽を聴いていて、評論家のような文章でレビューする方も多い中で、
そのアーティストが初めての人でもわかりやすく読める文章を書く方でした。
楽曲を批判するようなレビューはなく、とても平易な文章なんだけれど、
豊富な音楽知識が透けてみえる文章を書くレビュアーさんだったのをよく覚えています。
私はその方が書く文章が大好きなのと、彼の音楽知識の深さに感銘を受けて、
彼がレビューを書いた作品を片っ端から聴いた思い出があります。
サイトがリニューアルされたりで、今は彼のレビューを閲覧することはできませんが、
彼の存在がずっと頭の中にありました。
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それから10年が経ち、私は結婚すると同時に、仕事を退職することを決め、
次に何をしようかなぁとぼんやり考えていた時に、あのレビューの彼を思い出しました。
元々組織に属するようなタイプでもないし、結婚を機に、
自分がやってみたいことで何かを作りあげてみたいと思い、ブログを始めました。
ブログを書く上で大切にしていることは、レビュアーの彼のように、
音楽を最近聴き始めたという人でもわかりやすく読んでもらえるようにしています。
とはいえ、文章を書く技術は、彼とは天と地の差、私はまったくの素人ですが…。
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学生時代の頃、「色々な音楽知ってるんだね!私、流行ってるのしかわからないから。」とか、
「私、ミーハーだから流行ってるのしか聴いたことないんよ!」と友人に言われた記憶があります。
私は決して色々な音楽を知ってるわけではないし、
音楽を聴くことにおいて、そもそもマニアックである必要なんてないと思っています。
ただ、音楽に興味があるのであれば、自分が好きな音楽の世界を、
自分で広げられるようになれればいいと思っています。
日本では、若い人が海外の音楽を聴くという状況は、なかなか広がらないそうです。
日本にも素晴らしいアーティストがたくさんいるので、
生活に海外の音楽を取り入れる必要がないのであれば、それでいいと思います。
けれど、少し興味があるんだけど、どこから入ったらいいのかわからないという人にも読みやすく、
そして、こんなのもあるよ~というスタンスで、私はブログを書いています。
かといって、初心者向けのおすすめアーティストはこれです!といった記事を書いても、
その手の記事はたくさんあるし、そちらの方が読んでとても参考になると思うので、
このブログでは、あくまでも私がいいなぁと思うアーティストを取り上げていきたいと思っています。
記事を読んで頂いて、何か気づきとか、
自分にはなかった視点などを与えられるような記事を書けるように、
来年も自分のできる範囲で頑張ります。
今回は、作品の記事ではありませんでしたが、長々とお読み頂きありがとうございました
来年も、皆様が素晴らしい音楽に出会える1年になりますように
ありがとうございました