昨年のこと、
夫が、年末の忙しい時期に機械トラブルで仕事が止まってしまって、「仕事が納期に間に合わないかもしれない、どうしよう」と珍しく狼狽えていた事がありました。
あまりネガティブに振れない人だから珍しいなぁと思いました。
夫があまりブレない人なので、軸がブレブレの私はいつも安心して寄りかかっていられたので、この状況は私的に非常にマズいはずなのですが、なんか大丈夫でした。
私が大丈夫だったことに私自身がびっくりでした。
その時の私は、夫に落ち込んで欲しくないと思っていました。
でも、夫が落ち込むのを否定していた訳ではありません。
どんな感情もその人のものだから他人が否定してはいけないのです。
夫が落ち込んでいる姿を見て、それは当然そうなるよねって思いましたが、やはり落ち込んいる姿を見るのは気分のいいものではなくて、
「今までの人生いろいろあっても、なんとかならなかった事なんて一度もないでしょう?だから今回も大丈夫なんとかなるよ!」
と、なんとも微妙なことを言っていました。
今までの私だったら、私が不安になるからそんな話は聞きたくないとシャットダウンするか、聞かなかったことにするか、だったと思います。
そうならなかったのは、ネガティブな出来事や感情も必要だと腑に落ちていたからだと思います。
結局、機械は動き、仕事はなんとかなりました。
この出来事は、私への”お試し”だったのかなと思っています。
本当にネガティヴも必要って思ってる?本当に腑に落ちてるの?ってね。