最近のマイブームは、複数の洗濯洗剤を使い分けてみること。
これ意外に楽しいです。
日本の洗剤の種類は豊富で、私の住んでいた国に比べると洗剤の機能は格段にレベルが高く、パッケージも洗練されています。
ドラッグストアが売り出している無名の粉洗剤から、ブランド名のついた液体洗剤にスイッチした時には、あまりの仕上がりの違いに驚きました。
なるほど。ブランドというのは、それなりに機能も伴っているんだなぁと。
そもそもドラッグストア自体が存在しないスイスでは、洗剤の種類も限られていたし、数年経っても新しい種類も出ないしで、イチ消費者としては本当に面白くなかったです。
パッケージくらいは魅力的なものだと、買う時にドキドキするんですが、それもなかった。。
オーストリアではドラッグストアはあるものの、日本ほどには『新しい種類』が発売されていなかったため、常に顔なじみばかりが揃っている感じ。ごくまれに新入りがきても、あまり魅力的でない新入りだったりするので強い印象にも残ってません。
そこへいくと、日本はすごい。
なぜこんなに日本人が洗濯好きなのか、洗剤がアツい分野なのか。
最近、日本の夏を経験してみて分かったことです。
外にいても家にいても、ものすごい汗をかく→1日に何度かお召し替えをしなきゃ、気持ち悪くて過ごせない
----なんてことは、ヨーロッパにいた時は全くなかったんです。
ヨーロッパの場合、外の日差しは日本以上に強いものの、
日陰や家の中にいると湿気がないので涼しく、
汗はすっとひいていくのです。
つまり冷房のある家はマレ。
非常に暑い2週間~3週間の夏は
汗がぐっしょりしても、
ここまで1日中汗をかき続けてるなんてことはなかったです。
汗がスッとひいてしまうと、お召し替えの回数はあまり多くないのです。
日本人がそもそも清潔大好きな国民であることは疑いようもありませんが、この湿気のすごさなら、洗濯大好きになるな、、なんて納得しました。
日本は色々な分野で非常によく考えられていて、機能も高くて魅力いっぱいの商品に溢れていて、こういう比較をするだけでも非常に楽しいです。
最近私が洗剤について熱く語るので、旦那も影響されて洗剤に大変興味が出てきたみたいです。
今度は『味のついた水』、その次は『柔軟剤』の比較をしてみたいです。