ヨーロッパに住んで、気がついた事のひとつ。
日本人はコミュニケーションについて
小さい頃からきちんと教えてもらっただろうか?
今まで会った人々を思いだすと、
アメリカ人のコミュニケーション力が非常に高く、
ヨーロッパの人もそれなりに高い。
日本人は、外国語を話していない場を比較してみても、
あまり上手ではないような気がします。
※個人差はあると思いますが・・・
最近、私が驚いたのはアメリカ人の子供たち。
日本人の同じ年代の子供たちと比べると、
コミュニケーション力に関して本当にレベルが高い。
アメリカ人のお母さんが子供たちに、
円滑なコミュニケーションの方法を
日常的に教えているのをみるにつけ、
こうやって小さい頃から鍛えられていくんだなぁ・・・と思いました。
アメリカ人のお宅で
子供向けの「コミュニケーションの方法」に関する
本を見る機会があり、
この本が非常に面白かったのでご紹介します。
本の題名は
「Knowing what to say」
私でも分かる簡単な英語で
書かれている本なので、
小学生低学年向けでしょうか。
この本には、
こんな場面に遭遇したら・・・→
こんな風に言いましょうネ
といった英語の例文がたくさん載っています。
本を一通り読んでみて気がつくのは、
「何か嫌なこと、拒絶したいことがあったら、
まずむちゃくちゃ相手を褒める または、 相手に感謝の意を示す→
拒絶の意思をやんわりと伝える」
というのが全体的なポイントでした。
旦那にこの話をしたところ、
職場の同僚の多くが、アメリカ人またはアメリカに住んだ事のある人なのですが、
これ↑を実践してるとのことでした。
それゆえに、
まず感謝の言葉を述べられると、
次にネガティブな言葉がくるのではないかと
ビクビクしてしまうんだそうです(笑)