以前、仕事と妊娠、出産に思う事という記事を書いて早3ヵ月近く…。
私は現在、30代真ん中の年齢ですが、仕事と妊娠、産み時について本当に考えさせられます。

女性の体の仕組み?を考えると20代~30代前半で出産を終えているのがベストかもしれません。体の回復、出産後に続く育児も体力がいるし、何よりも妊娠しやすさを考えるとそのくらい…。

 

ずっと同じところで勤めていると、少し年齢がいっても産休も複数回取得可能だし、産みやすいし復職しやすいと思う。私は、夫の転勤に伴い会社を辞めてマニラにいるため、妊娠と仕事を始めたい気持ちの折り合いをつけるのが時にハード…。

 

そして、駐在妻の立場はとても不安定。会社勤めを辞めたので、ある意味産みやすいかもしれない、でも年齢によっては妊娠しづらかったり、はたまた仕事をしたい気持ちとの折り合い、妊活からくる様々な縛り…。わー、もっと早く産んでおけばよかった!って思うけど、だからといって今まで生きてきた道を否定するわけではないけれど。妊娠・出産って、女性にしかできない事で、男性にはこの葛藤はないと思う(テクノロジーが進んだら男性も出産出来るのかな…なんて想像すると面白いお願い

 

ちなみに、私の周りの駐在妻は、リモートワークで現地会社で働いていたり、日本の仕事を請け負って年に数回日本出張に行ったり、はたまた日本の大学の博士号に在籍していたりと、想像していた駐在妻と全く違うタイプの方ばかりで、「え、こんなすごい人ばっかりなの?!」とちょっと驚きましたチュー (実際、自分の住むエリアに住んでいる方はたまたまだと思いますが、海外経験がある人が多く、駐妻の皆さんもほとんどばっちり英語を話せる!)

 

…話はそれましたが、もう一人子供が欲しいという強い希望があり、それに向けて妊活したり、治療したり、また幸運にも妊娠出来た時の事を考えると、簡単に仕事も始められない。周りは☝の様にキラキラしているのに、自分も働きたいのに、動けない、苦しい!…とまあ、なりますよね。まあ、普通の感情ですよね。

 

という事で、現在自分の気持ちに折り合いをつけるため、ちょこちょこすこーしだけリモートワークで在宅で働いています。といってもプロジェクトベースなので、常勤ではありません。全く仕事がない時期もあったり、働いていても一日3時間弱位。それでも、少しでも育児以外の何かと繋がっているという感覚を持つこと、仕事と繋がっておくことでいずれ何かのご縁になるんじゃないかという期待だったりもあります。不妊治療中は自分のペースに丁度いいのはこの働き方かもしれません。後は、オンラインでMBA入門を学んだり、現地のボランティアに参加したり。気もうすぐ、マニラに来て11カ月ですが、一年弱の間に、まー色々やったね、自分という気持ちもあります。

 

駐在妻として生活していると、時に流されそうになったり、感情のアップダウンがあったり、人と比べて焦ったり、そんな事が多々あります。

でも、「自分の大切なものは自分軸で決める」、この事を大事にしていこうと改めて思います。長い間、コンプレックスが大きく、他人の目を通した評価や価値で自分を図っていますが、自分の大切なものは自分軸で決める事で、ぶれずに気持ちをセットしていける気がします。

 

…なんだかまとまりがなくなってしまいましたが、駐在妻の立場、不妊治療をしている立場、仕事をしたい立場からの気持ちでした。

 

マニラの夕日は物悲しくなくて、力強いところが好き!