滋賀県が受信登録者584人に防災メール誤送信  | 毎日のニュース

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 滋賀県は13日、同県高島市を流れる安曇川の観測地点の水位が2メートル以上上昇し、避難勧告を出す目安の「避難判断水位」を超えたとの誤った防災メールを受信登録者584人に配信したことを明らかにした。県のホームページにも掲載され、県は登録者に謝罪のメールを送信した。

 県によると、誤送信は13日午前11時20分ごろ。高島市朽木市場の無人観測所で水位の異常を観測し、担当者が現地で確認すると川は通常と変わらず深さ数センチで、観測機器にも異常はなかった。

 観測機器は水面に電波を照射して水位を測定し、異常が観測されると、メールが自動配信される仕組み。県は電波が異物をとらえた可能性があるとみて原因を調べている。