【敬老の日】100歳以上高齢者5万9千人、最多更新 女性が87% | 毎日のニュース

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 全国の100歳以上の高齢者が9月15日時点で前年比4423人増の5万8820人となり、44年連続で過去最多を更新したことが12日、厚生労働省の調査で分かった。このうち女性は5万1234人と全体の約87%を占めた。

 国内最高齢は、昨年8月にギネス社から世界最高齢者に認定された大阪市東住吉区の大川ミサヲさんで116歳。男性の最高齢者はさいたま市中央区の百井盛(ももい・さかり)さんで111歳。

 調査は住民基本台帳による各自治体からの報告をまとめ、15日の「老人の日」に合わせて毎年公表されている。

 調査によると、人口10万人当たりの100歳以上の高齢者数は46・21人。都道府県別では島根県が90・17人で、2年連続で首位となった。以下、高知県(86・44人)▽鳥取県(79・58人)▽鹿児島県(77・26人)-と続く。逆に10万人当たりの100歳以上がもっとも少ないのは埼玉県の26・88人。

 今年度中に100歳になる高齢者(大正3年4月1日~4年3月31日生まれ)は海外在留邦人、永住在日外国人を含め、9月1日現在で前年度比1188人増の2万9357人だった。