法人税「3年メド20%台」 外形標準課税強化に反対 経団連提言案が判明 | 毎日のニュース

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 法人税改革に向けた経団連の提言の全容が9日、明らかになった。現在35%程度の法人税の実効税率について、提言では「平成27年度に2%以上下げ、(来年度から)3年をメドに20%台とする」ことを要望した。一方、実効税率引き下げに伴う税収減の穴を埋める代替財源については、政府が有力候補として検討を進めている、赤字企業も対象となる「外形標準課税」の強化などについて明確に反対した。10日発表する。

 政府は6月に閣議決定した経済財政運営の指針「骨太方針」で、法人実効税率(標準税率で34・62%、東京都は35・64%)について「来年度からの数年で20%台への引き下げを目指す」と明記。甘利明経済再生担当相は来年度からの5年程度でドイツ並みの29%程度まで下げたい意向を示す。

 経団連の提言では日本の立地競争力強化や対日直接投資の拡大を促すために、3年をメドに20%台の税率を実現し、将来は中国や韓国など「競合するアジア各国並みの25%へと下げる」ことを要望した。

 財務省試算によれば、法人実効税率を1%下げると4700億円の税収減につながる。