米中央軍は7日、イラク中西部ハディーサの大規模ダム周辺で過激派「イスラム国」への空爆を実施したと発表した。6日に続く攻撃で、ダムを警護しているイラク治安部隊やイスラム教スンニ派住民を支援するのが目的。
7日の空爆には、米軍の爆撃機と戦闘機が参加して計5回実施した。イスラム国の指揮所や、対空砲を輸送中の武装車両などを破壊したという。
米国家安全保障会議(NSC)のヘイデン報道官は声明で、イスラム国の攻撃でダムが決壊すれば、数百人の米国人が常駐する首都バグダッドの国際空港を含む一帯に「壊滅的な脅威」が及ぶ恐れがあると強調した。
米軍は8月8日、イラク北部で空爆を開始し、この数日で中西部にも範囲を拡大している。これまでの空爆の合計は143回に上っている。(共同)