夏のこの時期、きれいにメークを仕上げても汗や皮脂ですぐに崩れていませんか? 顔の印象を左右する眉は一番崩れてほしくない部分といえます。そこで今回は、アイブロウペンシルのタイプやアイブロウコートの塗布で眉メークの崩れにくさに差があるか調べてみました。
実験は、(1)ウオータープルーフタイプのアイブロウペンシル(耐水ペンシル)(2)ウオータープルーフでないアイブロウペンシル(非耐水ペンシル)(3)非耐水ペンシルにアイブロウコートを塗布-の3パターンを比べてみました。
まず、水への強さです。白色の合成皮革にペンシルで星を描き、霧吹きで水をひと吹きしました。(2)は水で流れてしまいましたが、(1)、(3)はほとんど変化がありませんでした。ただ、(3)は長時間放置すると、コーティングが浮いてくる感じがありました。実験で使ったのと別のアイブロウコートで試したところ、浮きは見られなかったので商品による差があるようです。
次に皮脂に強いか調べました。白色の合成皮革にペンシルで線を引き、モデル皮脂を含ませた綿棒で線をジグザグに擦りました。(2)は擦った部分の線が消え、ジグザグに色移りしているのがはっきり分かります。(1)も(2)ほどではありませんが、線が薄れ、色移りしていました。(3)はほぼ変化がなく、皮脂に強いことが分かりました。