米副大統領が日本の対露制裁を歓迎 首相と電話協議 | 毎日のニュース

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 【ワシントン=加納宏幸】安倍晋三首相は31日、バイデン米副大統領と電話で協議した。米ホワイトハウスの発表によると、バイデン氏はマレーシア航空機撃墜を受けて日本が発表したロシアに対する新たな制裁措置を歓迎。また、ロシアに圧力をかけ、ウクライナを不安定化させる活動を止めさせるため先進7カ国(G7)が協調することの重要性を確認した。

 バイデン氏は、集団的自衛権行使を容認する憲法解釈変更の閣議決定について「地域や世界の平和と安全に対して、日本がより大きな貢献を果たすことを可能にする」ものであるとして歓迎を表明した。

 北朝鮮情勢をめぐっては、朝鮮半島の非核化という共通の目標を実現するため、日米両国が引き続き緊密に調整を図ることの重要性を確認した。バイデン氏は、首相による中南米歴訪についても歓迎した。