岩手、宮城2万6000人に避難勧告 東北の地震 | 毎日のニュース

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 岩手、宮城両県によると12日の地震で、両県の9市町村が一時、避難指示、勧告を出し、勧告の対象は少なくとも計約1万1000世帯、2万6000人に上った。指示は岩手県久慈市が防潮堤より海側にいる漁師らに出した。

 福島市消防本部によると、市内の女性(68)が自宅階段から転落し、足首の骨を折る重傷を負った。

 東京電力、東北電力などによると、福島県の福島第1、第2原発、宮城県の女川原発、茨城県の東海第2原発で影響はなかった。

 気象庁の吉田康宏地震情報企画官は記者会見し「東日本大震災の余震は減っているが、東北の地震活動は活発な状況が続いており、今後も注意してほしい」と話した。