【編集日誌】新聞を読者に届ける | 毎日のニュース

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 台風8号と梅雨前線の影響で、日本列島を記録的な大雨が襲い、長野県の土石流災害をはじめとして各地で被害が出ました。皆さまの家庭、職場に、産経新聞はきちんといつもどおりに届いたでしょうか。

 災害があると、新聞編集者としてまず気になるのは、状況を正確に報じるため、現場への記者派遣が可能か、そして現地から記事を送信できるかどうかという点です。しかし、取材と執筆だけが新聞社の仕事ではありません。紙面づくりの後には、新聞を印刷して配達するという使命があります。

 被災地の混乱や道路網の寸断で新聞を輸送できなかったり、遅れたりする場合があります。良い記事を書いても読者に伝わらないと意味がありません。新聞を届けられるかどうか。災害があると、祈るような気持ちで紙面を作っています。(編集局総務 五嶋清)