「尖閣は安保対象」と中国側に伝達 戦略対話で米  | 毎日のニュース

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 ヘーゲル米国防長官は11日の小野寺五典防衛相との会談で、沖縄県・尖閣諸島は米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約の適用対象だと、先の「米中戦略・経済対話」で米側が中国側に伝えたことを明らかにした。

 戦略対話は9、10両日にケリー米国務長官らが出席して北京で開催された。尖閣諸島への安保条約適用は、オバマ米大統領も4月の訪日時に明言している。

 ヘーゲル氏は小野寺氏との会談で「尖閣諸島を含め、日本が実効支配している地域は、安保条約の範囲だ」とあらためて強調した。(共同)