米大リーグ、ヤンキースのブライアン・キャッシュマン・ゼネラルマネジャー(GM)は10日、電話会見に応じ、故障者リスト(DL)入りした田中将大投手(25)が、右肘内側側副靱帯を部分断裂していることを明らかにした。
今後について「リハビリには6週間かかる。リハビリがうまくいかなかった場合には手術も選択肢に入ってくる」との見通しを示した。手術になれば、通称トミー・ジョンといわれる靱帯の修復手術になる。同GMによると、田中将は10日にシアトルでチームドクターのクリストファー・アーマド氏ら3人の医師の診断を受けた。3人ともに手術は勧めなかったという。
同GMは「チームにとって本当に残念なこと。故障は(古傷などではなく)新しいもの。断裂は小さいとの診断だった」と語った。
田中将は先発した8日のインディアンス戦後に右肘に痛みを訴え、磁気共鳴画像装置(MRI)による検査を受けた。(共同)