米経済紙ウォールストリート・ジャーナルは１０日、中国の電子商取引の最大手アリババグループが月内にも米国で上場手続きを開始すると報じた。順調ならば８月中旬には上場先のニューヨーク証券取引所（ＮＹＳＥ）で株式売買が始まるという。
関係者の話として明らかにした。同紙によると、アリババはすでに複数の投資家に対し日程を提示。投資家向け説明会などを含めた手続きは約２週間かかる見通し。
米メデイアによると、上場に伴う資金の調達額は２００億ドル（約２兆円）規模と巨額で、史上最大だった中国農業銀行の２２１億ドルに匹敵する可能性が指摘されている。（共同）