天才的な芸術家だからモラルがないのか、それとも逆なのか。女、酒、ギャンブル、ウソ、背信行為…。不世出の天才バイオリニスト、ニコロ・パガニーニの栄光と狂気に満ちた生涯を“21世紀のパガニーニ”デイビッド・ギャレットが演じる話題作。
19世紀半ばのイタリア。凄腕(すごうで)を持ちながらハチャメチャな生活を続けるパガニーニを敏腕マネジャー、ウルバーニ(ジャレッド・ハリス)が見いだす。やっとロンドン公演にこぎ着けたと思ったら…。スクリーンでのギャレットのハジけっぷりが心地よい。これでホントにドイツ人? 11日、全国公開。2時間2分。(由)
★★★☆(★5傑作 ★4見応え十分 ★3楽しめる ★2惜しい ★1がっかり ☆は半分)