【ブラジルW杯】オランダの息の根止めた守護神ロメロ 「とても幸せだ」 雌雄を決するPK戦で、鋭い反応でキックを2本止めた。アルゼンチンのゴールマウスには頼もしい男が立ちはだかっていた。 長身192センチのGKロメロは、オランダの1人目のフラールのキックを左に跳んではじき、流れを呼び込んだ。3人目のスナイダーの場面では、右に目いっぱい体を伸ばしてストップ。6万人を超える観衆に自らの存在を誇示するかのように、力強くほえて胸をたたいた。守護神は「とても幸せだ」と笑みを見せた。(共同)