大分県警は9日、身元不明の女性の遺体を川に捨てたとして、死体遺棄の疑いで、同県別府市上人仲町の会社員、松島裕容疑者(32)を逮捕した。県警によると、容疑を認めており殺人容疑でも捜査する。
県警によると、女性は別府市に住む40代の会社の同僚とみられ、2人の間に何らかのトラブルがあったとみて調べている。8日に女性の母親から「娘が昨日から帰ってこない」と別府署に届け出があった。
女性の交友関係などから松島容疑者が浮上し、事情を聴いたところ「川に遺体を捨てた」と供述。これを受け9日午後4時ごろ、捜査員が大分県由布市の川底から裸の遺体を見つけた。損傷が激しく、県警は身元の特定を急いでいる。
逮捕容疑は7日ごろ、由布市の由布川に女性の遺体を遺棄した疑い。