【ブラジルW杯】スコラリ監督「悪いことが全て起こった」 歴史的惨敗に質問殺到 | 毎日のニュース

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 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会準決勝でドイツに1-7で大敗し、開催国優勝の望みを絶たれたブラジル代表のスコラリ監督が9日、リオデジャネイロ近郊の練習拠点で記者会見し、「歴史に残る大敗だが、W杯の準決勝進出は2002年大会以来。過程がすべて悪かったのではなく、負け方が悪かっただけだ」と釈明した。

 会見は30分の予定だったが、質問が殺到して50分に及んだ。大敗の責任を問う声や、7失点を喫した理由の説明を求める質問が相次いだ。スコラリ監督は「十分に準備して、優勝を目指してきた。悪いことが全て起こった。期待を裏切って悲しい」と謝罪した。助け舟を出すように、パレイラ・テクニカルディレクターが、代表の健闘をたたえるサポーターからの手紙を読み上げる場面もあった。

 現地紙で今大会限りでの退任を報じられたスコラリ監督は「3位決定戦後に話し合う」と語るにとどめた。

 また、ブラジル連盟の広報担当者は、脊椎骨折で離脱したネイマールが12日(日本時間13日)の3位決定戦を観戦すると明らかにした。(共同)