詐欺容疑の3人不起訴 福島の建設会社役員ら 名古屋地検 東日本大震災の廃棄物処理事業への融資金名目で現金をだまし取ったとして、詐欺容疑で逮捕された建設会社役員(61)=福島県田村市=ら3人を、名古屋地検が嫌疑不十分で不起訴処分としていたことが8日、分かった。7日付。 捜査関係者によると、3人にだます意図があったと立証できなかった。 3人は平成24年2~3月、名古屋市の会社経営の男性に、被災した宮城県石巻市で生じたスクラップを転売する事業を持ちかけ、現金3800万円をだまし取ったとして、6月に逮捕された。