サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会第5日は16日、ナタルで1次リーグG組のガーナ-米国戦が行われ、米国が前回8強のガーナを2-1で振り切った。
米国が終盤に勝ち越した。前半のキックオフ直後、ゴール左でパスを受けたデンプシーが巧みなドリブルで相手をかわし、先制点を挙げた。その後は相手の厚い攻めに守勢に回ったが、1-1とされた直後の後半41分にCKから、ブルックスが頭で決勝ゴールを奪った。
選手交代で攻撃の勢いを強めたガーナは、豊富な運動量でサイドのスペースを突いた。後半37分には左サイドから崩し、A・アユーのゴールで一度は追い付いたが、詰めが甘かった。(共同)